歯列矯正専門歯科では治療前に必ずセファロという特殊なレントゲンで写真撮影します。
頭部X線規格写真（セファロ）は、一般の歯科医院にはない、矯正歯科用の特別なレントゲンで、正面・横と撮影し顔の骨格を調べるためのものです。
矯正治療を始める際に必須となり、重要な資料になります。

たとえば、お子さまでは出っ歯の原因は、上のあごが出ているの？ 上の歯が出ているの？ それとも、下のあごが小さいの？ 下の歯が引っ込んでいるの？ といったことを、このレントゲンで判断します。成長期の患者さんでは、時期の異なる2枚の写真から、成長の方向と量を知ることができ、さらには具体的な治療に対する反応もある程度予測することができます。
大人の患者さまでは歯の傾きや口元の突出度を考慮しながら、患者さま一人一人に合わせた治療計画を考えます。

そしてこの時に下す診断こそが、医師の技術レベルであり、仕上がりに大きく差がでてしまう大切なところなのです。

日本矯正歯科学会認定医の資格は、日本矯正歯科学会（日本の矯正歯科界を代表する学術団体／会員数6,400人）が矯正歯科医を選ぶ基準を患者さんに提供するために設けたもの。

そして矯正治療に必要な設備。

患者さまが安心して治療を受けられる医院を選ぶ際の目安として、当院が自信をもってお届けしているところです。